さんだらぼっち
突然ですが、皆さん、“さんだらぼっち”って知ってます?
昨日読んでいた青木玉(幸田露伴の孫ですぜ)のエッセイに、昭和ヒトケタの頃の冬支度の様子が描かれていて、
「炭俵や“さんだらぼっち”は物置の軒下に、霜や雪のぬかるみ対策にしっかりしたものが残される。」とあってですね・・・
さ、さんだらぼっち・・・何だ?親しみがわく割に、想像し難いこの言葉。ぼっちって帽子の方言だったっけ?同居する実母(昭和17年生まれ)に聞くも、無回答。夜中の12時半、調べましたよ。気になっちゃって。そうしたら、『米俵の両端に当てる藁の蓋』を意味する「桟俵法師」がなまったものだそうな。
米俵に蓋があったことさえ知らんかったわ。しかし露伴、そんなもの取って置かせてどうしろというのか。ぬかるみ対策って、それを敷石代わりにしたのかしらね~。
辞書よりも、分からない言葉→Google で検索の方が情報量が多い昨今。さんだらぼっちも泣いてるゼ。
関連記事